春のお出かけと言えば花見ですよね。
自然に囲まれた三重県にはお花見ができる場所がたくさんあります。
満開の桜の下で、お弁当やお酒を楽しんだり、散歩をすると気持ちいいですよね。
「地元三重県で桜を見て癒やされたい!」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、三重県にあるオススメのお花見スポットをご紹介します。
ぜひ三重県の美しい桜を見て、心も身体もリフレッシュしてください。
九華公園(桑名市)
三重県北部で、入場料無料のお花見を楽しみたいなら九華公園がおすすめです。
九華公園は毎年4月1日~4月15日にさくらまつりが行われており、たくさんの屋台が出店されています。
近年は新型コロナウイルス感染症の影響で、お祭りなどの屋台が控えられることも少なかったのですが、2022年の九華公園さくらまつりでは、多くの屋台がありました。
野外ということと、九華公園の約7.2haの広さの賜物かもしれません。
お花見をしながら屋台を楽しめるなんて、最高ですよね。
また、九華公園は桑名城の本丸跡(ほんまるあと)と二の丸跡(にのまるあと)を整備して造られた公園です。
そのため、お堀が今でも残っているので、船で水上からのお花見を楽しめる「お堀めぐり」(有料)が行われています。
船からのお花見はなかなかできることではないので、格別です。
日没から21時半まではライトアップも開催されているため、1日中楽しめるお花見スポットといっても過言ではありません。
椿大社(鈴鹿市)
初詣の時期には県内外のたくさんの人が訪れる、二千年の歴史を持つ日本最古の神社である椿大社。
椿大社は願いが叶うパワースポットとしてとても有名ですが、お花見スポットとしても地元で愛されています。
椿大社は、しだれ桜がとても綺麗に咲き、椿会館周辺では、ピンクのカーテンのような絶景を見ることができます。
しかしそれだけではなく、神社の名前の通り、色とりどりの椿も綺麗に花を咲かせます。
椿大社は、絵馬やおみくじなどが椿の花のかわいいデザインになっているものもあるので、本物の花と合わせて楽しみましょう。
また、桜と椿の見ごろの時期は近いので、同時に二つの花が楽しめるのは良いですね。
椿大社は比較的標高が高いため、桜と椿どちらも楽しむには4月に入ってから行ってみるのがおすすめです。
お花見を楽しみながら、願いを叶えに行ってみてはいかがでしょうか。
伊勢神宮(伊勢市)
伊勢神宮内宮の周辺では毎年たくさんの桜が咲き、五十鈴川桜祭りが行われています。
開催時期は毎年、桜の開花状況に合わせて変わるので、満開の桜の中、屋台や参拝を楽しむことができます。
五十鈴川沿いに出店される花見屋台では、お団子やお酒などの他、おかげ横丁のお店が、期間限定でお花見用のお弁当などを販売しています。
内宮では神社の厳かな雰囲気に桜がマッチして、幻想的な雰囲気に。橋や川の周辺では水面と桜が綺麗に映えること間違いなしです。
19時から21時にはライトアップも行われるので、楽しみが盛りだくさんです。
宮川堤(伊勢市)
公益財団法人 日本さくらの会が認定する「さくら名所100選」にも選ばれた宮川堤の桜。
宮川堤に約1㎞にわたり、一面の桜が見られます。
約1㎞の間にソメイヨシノやヤマザクラなど、1000本ほどの桜が植えられている桜並木は「一目千本」と呼ばれることもあります。
また、宮川堤は、遊具はないですが公園にもなっているため、軽くスポーツをしたり、まったり花を見たりと、マイペースにお花見を楽しむことができるでしょう。
4月上旬は18時から21時にライトアップも行われており、かなり迫力のある夜桜が見られること間違いなしです。
上野公園(伊賀市)
上野公園は白鳳城とも呼ばれる伊賀上野城を有する公園で、江戸時代から桜の名所としてもとても有名です。
公園内には約800本のソメイヨシノが咲き誇り、天守閣の周りに植えられた桜はお城との相性抜群です。
桜の開花期間にはライトアップも開催されており、その際にはちょうちんの明かりが使用されます。
その景色からは幻想的な雰囲気を味わうことができるでしょう。
また、近くには、伊賀流忍者博物館(忍者屋敷)や芭蕉翁記念館、俳聖殿もあるため、周辺施設もぜひ訪れてみてください。
城山公園(鳥羽市)
鳥羽市にある城山公園は、その名の通り鳥羽城の跡地に造られた公園で、広場や遊歩道、モニュメントがあります。
このモニュメントは大きくて白い「TOBA」という文字と赤いハートになっていて、映え写真にもぴったりです。
また、お城の跡地なので、高台になっており、鳥羽湾を見渡せます。
海や空の綺麗なブルーと桜の鮮やかなピンクのコントラストが可愛くてつい写真を撮ってしまいます。
日没から22時まではライトアップも開催しているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
権兵衛の里(紀北町)
紀北町にある権兵衛の里は、築山林泉回遊式の日本庭園や、その他施設が複合されている施設です。
日本庭園と桜の相性はかなり良く、素敵な景色が見られます。
権兵衛の里に咲く桜は、多くが河津桜という種類で、地元の方々には「ごんべえ桜」とも呼ばれ、みなさんに親しまれています。
河津桜は、日本でよく見られるソメイヨシノよりも開花時期が早いのが特徴です。一足先にお花見を楽しみたい人は必見です。
なお、権兵衛の里の開園時間は9時から17時となっており、月曜日は定休日になります。
入場料は無料ですが、遊びに行く際は入園時間にご注意ください。
津偕楽公園(津市)
津偕楽公園は、津駅から歩いてすぐのところにある、日本庭園のようにデザインされた美しい公園です。
ソメイヨシノなど1000本ほどの桜が咲き誇り、風情溢れるお花見スポットとなっています。
また、桜の季節には春まつりが開催されており、毎年たくさんの屋台や茶屋が出ています。
手ぶらで行っても美味しいものを食べながらお花見ができます。
また、18時から22時にはライトアップも行われます。
津偕楽公園のライトアップはたくさんの提灯やぼんぼりが使われているため、美しさも倍増です。
4月中旬にはつつじの花も咲くため、桜と一緒に楽しむのもおすすめです。
鍋田川堤 桜並木(木曽岬町)
三重県と愛知県の県境を流れている鍋田川ですが、この鍋田川堤の桜並木がとってもきれいだと地元では有名です。
鍋田川堤の桜並木は、鍋田川に沿って約4㎞に渡り1500本ほどの桜が咲き誇っています。
その様子はまるで桜のトンネルです。
この桜のトンネルは車道にかかっているため、車で走りながら楽しめるのがおすすめポイント。
しかし、「花見は楽しみたいけど花粉症が心配・・・」という方もいるでしょう。
そんなときは鍋田川堤の桜並木をドライブするのがすすめです。
車道の横には歩道もあるので、桜のトンネルを散歩しながらゆっくり味わうのも良いでしょう。
なばなの里(桑名市)
三重県で花といえばなばなの里は忘れてはいけません。
なばなの里は、一年中県内外からたくさんの人が訪れるスポットですが、花目的の場合、特に人気のある季節は春です。
春のなばなの里では、毎年桜まつりが開催されており、たくさんの河津桜やソメイヨシノ、しだれ桜など、たくさんの種類の桜が楽しめます。
桜の種類が豊富なので、お花見を楽しめる期間が長いというのがかなり嬉しいポイントです。
また、なばなの里には池があり、水面に映る桜はとても綺麗です。
園内にはいくつかのレストランが併設されているので、綺麗な桜を見ながら優雅な食事も楽しめます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。三重県には桜の名所がたくさんあります。
三重県は温暖な気候で自然豊かな街なため、散策しながら花見を楽しむことができます。
ぜひお友達やご家族と一緒に、三重県の桜をお楽しみください。