桜の名所を目指して
創立の時期は不詳であるが天慶以前の創立と考えられている。
伊勢國奄藝郡の猟人が山に入って鬼を退治し、その鬼の捕へていた女を妻として児を生んだ。ところが、母子ともに姿を隠して行方不明となってしまった。その後猟人が大和國三輪社に詣でて再会を所ったとき、神殿忽ち開扉して母子ともに殿内にあり、猟人妻子みな化して神となった。『袖中抄』『童蒙抄』そこでその神祭は奄藝郡の人が執行する事になつたと言う。このような由緒によつて、三輪の明神すなはち大物主神を創祀したのが当神社である。
基本情報
住所 |
三重県津市一身田大古曽1739 |
駐車場 |
あり |