患者様の闘病記
①患者I.K様:『来院する前の体の悩み』
S62年2月、生後6ヶ月の息子を抱き上げた瞬間に腰に激しい痛みが走り、動けなくなってしまいました。
翌日、主人に整形外科へ連れて行ってもらってレントゲンを撮り、診察の結果ギックリ腰と言われ湿布を、もらって帰宅したんですけど、日に日に腰が『く』の字に曲がり、主人も私も『これはおかしい!?』と思い、もう一度整形外科へ行きましたが『く』の字に曲がった私の体を見ても先生の診断はギックリ腰で、又シップが出されました。
納得のいかない私と主人は、たまたま読んだ『骨盤のゆがみ』の本に書いてあった骨盤調整治療院を探して松坂まで行きました。その治療で確かに体は真っ直ぐになったのですが、骨盤のずれは繰り返すばかりで『アッ』と言う間に20年が過ぎました。
その間にもH3年、今度は重度のメニエール氏病で倒れ、まったく動けないほどのめまいと吐き気で、生まれたばかりの長女と2歳・4歳の息子を抱え、内服薬と注射又は点滴が毎日続く生活を16年間続けていました。
S47年、13歳の時から不眠症は始まり、頭痛・偏頭痛・首から肩から背中全体が鉄板の様なコリで悩まされていました。メニエールと診断された内科の先生に『睡眠不足と過労から起きたもので自律神経失調症もあるし、32歳で更年期障害もありますよ!!』と言われショックでした。
そんな体で子供の塾やサッカー少年団の為にH9年から働きだしました。子供の為にと気力だけで7年働いたH15年、今度は重度のうつ病で突然動くこともできなくなり、心身クリニックの主治医の診断で仕事も辞めました。自分の命を絶つことばかり考え、家族にも心配ばかりかけ本当に辛い毎日が続きました。